商業施設士 資格制度
商業施設士とは、生活者が日常利用しているあらゆる商業施設の、運営管理システムや店舗の構成・デザインなどを総合的に計画し、監理まで行なう優れた専門家です。商業施設は、今や私たちの日常生活と密接に関わっています。 生活者のニーズの多様化、個性あるライフスタイル、高齢者や障害者の安全、安心な暮らし、ゆとりや楽しさ、快適さの追求など、日々変化する新しい生活スタイルに対応するため、商業施設は大きな変革の時代を迎えています。街を活性化するための再開発、新たな業態へ転換するための改装やリニューアルを進める上で、その主役は常に商業施設であり、街づくりの顔となるものです。
先進的な商業施設のイメージ、店舗の空間構成等の企画、店内外の装置や設備、コーディネイトやデザイン、ディスプレイ等の設計、さらに施工や監理まで。商業施設士は、楽しく安全な街、情報の行き交う賑わいのある街、そして地域の文化、歴史、風土などを活かした、豊かで質の高い街づくりを具体化することを求められる社会的に大きな役割を持つ職種です。
私たち「社団法人商業施設技術者・団体連合会」は、資格認定事業を通じてこれら店づくり、街づくり全般に必要な専門知識や技術を有すると認める者に対して「商業施設士」の称号を付与し、プロの専門家育成を推進しています。
商業施設士資格試験、資格認定基準など詳しくは商業施設士資格ページをご覧ください。