公益社団法人商業施設技術団体連合会

主張する「みせ」学生デザインコンペ

 

開催の趣旨

主張する「みせ」学生デザインコンペは、公益社団法人商業施設技術団体連合会が、平成15年より毎年実施しているコンペです。年々、参加校および応募件数も増え、まちづくり、みせづくりである商業施設づくりに対する技術の向上と意識の高揚に寄与したコンペと位置づけとして実施しています。

【趣旨文】

我が国の商業施設産業は今、大型複合商業施設、大小ショッピングセンター、コンビニエンスストア、地域中心商店街、等々が入り乱れて、それぞれの立場から活性化を目指して死活をかけた商戦を繰り広げている。一方、国においては、中心市街地活性化法、都市計画法、大規模小売店舗立地法から成る、いわゆる「まちづくり三法」の改正、施工がなされ、市街地の郊外への拡散の抑制、街の機能を中心市街地に集中させるコンパクトシティの考え方や、大型店の立地調整の強化など、多様な支援策を推進しようとしている。
本会においてはこのような混沌とした商業施設業界の動向を見つめながら、新しい時代の商業施設技術のあり方とその向上、発展のために、会を挙げて取り組んでいる所である。今般、これからの将来を背負って立つ若者、就中商業施設設計・デザイン等を目指している学生が、これからの“みせ”づくりにどのような視点をもって望んでいるか、学生諸君が「主張する“みせ”」をテーマにアイディアを競うコンテンストを開催し、若者の商業施設に対する関心をより高めると共に、商業施設産業界に若者らしい新鮮で豊かな感性みなぎる提案を期待してこのコンテストを実施することとする。