資格試験、資格制度に関することQ&A


受験資格と実務経験をお持ちの方であれば、どなたでも受験することが可能です。

最近では、これまでの建築分野の技術者に加え、小売販売、卸・流通分野、通信・情報技術、運輸、店舗開発・運営、商品開発・マーケティングなど、非建築系の仕事に携わる資格者がとても増えてきています。
「商業施設士」は「商業」の従事者、専門技術者が持つことが出来る唯一の資格です。それがこの資格の大きな特性と言えます。


試験の内容(構成)は、『学科試験』と『構想表現(実技)試験』で構成しています。

学科試験は、「共通問題」と「選択問題」からとなっており、それぞれ多肢択一方式(マークシート)の試験となっています。
構想表現(実技)試験は、「文章表現」か「図案表現」のどちらかの選択性となっていて、「文章表現」は論文形式にて解答を、「図案表現」は設計図による解答となっています。


学科試験のうち、「選択問題」の一部科目が免除になります。

・『施設と設計』の科目が免除となる有資格
→ 一級建築士、二級建築士、木造建築士、インテリアプランナー
・『生活と商業』の科目が免除となる有資格
→ 中小企業診断士、一級販売士、インテリアコーディネーター


・ 商業施設、街づくりの専門家として、社会的な信用が得られます。
・ 商業施設関連に勤務できる可能性が広がります。(一部企業では、資格取得のための助成制度の設置や資格手当を支給しているケースもあります)
・ 本会では、関係機関などに資格者をPRし、自治体の街づくり制度の指導員や相談員として派遣したり、資格者の業務実績により公的機関のみせづくり・まちづくりの専門家としての登録推薦も行います。
・ 商業施設士が組織している個人会員((一社)日本商業施設士会)への会員入会資格が得られ、人的ネットワーク拡大や業界動向などの情報や様々な便益が入手可能です。
・ 本会が、商業施設関連の情報提供をする他、各種研修や講習会を実施し、業務遂行における様々な支援を行います


時系列で列記します。
・テキスト1………4,100円/学科試験用の参考書「商業施設・創造とデザイン」
・テキスト2………1,000円/構想表現(実技)試験・図案表現の参考書「わかるパース設計」
・講座「学科」………6,000円
・講座「図案表現(設計製図)」……8,000円
・受験手数料………22,000円
・登録手数料………13,200円
なお、テキスト・講座は、受験のための必須ではありません。自信がある方や、テキストなどは職場の先輩から譲り受けて、レクチャーをしてもらい試験(受験)に望まれる方もいらっしゃいます。
上記、受験手数料は、「学科試験」と「構想表現(実技)試験」を同一日に受けられ際の金額となっています。別々(例えば、前期に学科試験、後期に構想表現(実技)試験を)に受験する場合は、それぞれ13,200円ずつとなります。


商業施設士は、中央、地方の公的機関から、店舗設計を行うデザイン事務所、設計事務所、あるいはマーケティング、コンサルテーションを行うコンサルティング企業、建材、電気、機械等の各メーカー、建設会社、設計施工会社、大手ディスプレイ企業などに勤務、または経営をしています。一般的には、単一の専門店から商店街、複合商業施設などの全てを対象とし、店づくりに関する幅広い業務に従事しています。
また、最近では上記建築分野の技術者に加え、百貨店等の小売販売、卸・流通分野、IT系の通信・情報技術、広告代理店等の商品開発・マーケティング、その他運輸、物流など、非建築系の仕事に携わる資格者がとても増えてきています。
他にも、多岐にわたる経験や実績を活かし、自治体や関係団体からの派遣による既存店舗の診断、街づくり制度の指導員などで活躍している方もいます。


E-メールまたはFAXにてお知らせください。
件名(標題)を『住所変更届』とし、本文に〔登録番号〕〔氏名〕〔新旧の住所〕を記述のうえご連絡ください。
E-メールの場合は、info@jtocs.or.jp へ
FAXの場合は、03-3453-8109 へ


「商業施設士補 資格講習会」と称し、年2回(前期・後期)実施しています。
前期は10月頃に仙台・東京・名古屋・大阪の4都市で、後期は2月頃に札幌・仙台・前橋・東京・名古屋・金沢・大阪・広島・高松・福岡・熊本・鹿児島の12都市で実施しています。
受講資格は、本会が認定する認定課程(認定校)の単位取得している方(当該年度に取得見込みを含む)となっています。

「みせ・商い」塾に関することQ&A


現在、5つのコース(A.〜E.)を設けています。
A.一般コース、B.認定校コース、C.プロ養成コース、D.直接受験コース、E.プロコース

A.一般コースは、どなたでも受講することが可能で、商業施設や商業施設づくりのごく簡単な幅広い内容について学ぶことができます。
B.認定校コースは、「商業施設士補 資格講習会」と称し、本会が認定する認定課程(認定校)の、主に学生の方々を対象として実施する講習会のことです。
C.プロ養成コースは、主に本会の団体会員・賛助会員に属する法人や個人を対象とし、商業施設づくりについて、基礎から専門性の内容を今後の仕事に役立つ講習構成として実施する内容となっています。
D.直接受験コースは、商業施設士資格試験を受験する方を対象として、同試験の学科試験に関連した内容構成の講習と、同試験の実技試験のうち図案表現の作図に対する概要などを学べる内容となっています。
E.プロコースは、主に商業施設士有資格者の知識・技能の向上を狙い、より専門性のある内容をとりあげ、セミナー、勉強会、シンポジュウムとさまざまカタチで展開しています。それらの内容次第では、広くオープンにしたものもあり、広く一般の方も参加できるものもあります。


A.一般コースの受講・修了者は、商業施設士資格試験のうち、学科試験の「選択問題」が免除となっています。
B.認定校コース=「商業施設士補 資格講習会」の受講・修了者は、商業施設士資格試験のうち、「学科試験」が免除となっています。
C.プロ養成コースは、講習内容によって、商業施設士資格試験の一部が免除となる場合があります。(要調整あり)。

学生デザインコンペに関することQ&A


応募内容は、A1サイズのスチレンボード・1枚に作品をまとめ、主旨書を添えての応募となっています。
毎年、夏頃(7〜8月)に当該年度の告知をはじめ、11月上旬頃から11月下旬頃までが応募期間となっています。ちなみに、審査結果の発表は12月下旬頃におこなっています。


審査結果発表後、1月中〜下旬に表彰式とあわせて「入賞作品の展示会」をおこなっています。主に、建築会館・1階ギャラリーにて。4〜5日間ほど。
また、展示会の後日にはなりますが、受賞者の一覧表と入賞作品集をPDFにて本会のホームページで発表しています。

その他、総合案内などに関することQ&A


商店街やそれを構成する専門店、百貨店、ショッピングセンターなどの大規模店舗や複合商業施設、数多くの飲食業やサービス業の店舗、レジャーや宿泊、レクリエーション等の施設、美術館、博物館、劇場などの文化、芸術的施設、ショールーム、展示場、見本市などの展示施設、などこれら、あらゆる日常生活に必要な社会的サービスを提供する全ての施設の総称です。


本会発刊の専門書はどなたでも購入が可能です。
購入方法は、本会事務局(東京都港区芝5丁目26-20/建築会館4F)にて販売をしています。
現金書留にての購入申し込み、または、指定口座へのお振込みにての購入申し込みも可能です。
くわしくは、「購入方法」のページをご参照ください。


はい、どなたでも購入可能です。
原則、年間購読(購入)となっており、年間6冊(偶数月5日発刊)で6,500円(送料込み)となっています。ご希望の場合は、見本誌として最新号と共に、申込みのための郵便振替用紙をお送りします。本会・事務局までE-メールにてご連絡ください。